こんにちは。
古典の参考書レビューということで、
今回は「古文読解ゴロゴ」のレビューです。
超有名なゴロゴシリーズの読解編ですね。
『古文読解ゴロゴ』は『古文単語ゴロ565』に収録されている古文単語を、
有名な古文の中で読みながら覚えていき、
さらには古文慣れもしてしまおうというコンセプトの参考書です。
先に結論をいうと、この参考書は、
単語も文法も勉強したのに、古文が読めない・・・
という人には最高の一冊です。
これ一冊をやり込むことが出来れば、
どんな大学の古文でも、読解のめんではあまり困ることはありません。
ただ逆に単語や文法の基礎がままならない状態で使っても
あまり効果は得られません。
まずは基礎を固めてから古文読解ゴロゴを使いましょう、
この記事の最後に、
「私が勉強しても読めなかった古文を読めるようにした方法」
を紹介します。
古文が読めない受験生はかなり多いです。
でもやることやれば絶対に読めるようになるんです。
苦手だった古文を克服した私の実体験です。
最後まで読んで実践して成績上げてください。
古文読解ゴロゴ レビュー
本書では、単語と文法に焦点を当て、有名古文作品を題材に基本的な古文読解力をつけることができます。
各講においては、「古文 → 口語訳 → 単語 → 内容講義 → 文法」という流れで解説していきます。
講を進めるにつれて、単語・文法も最重要・最頻出なものから、
次第に難易度が上がっていくように工夫がされていまう。
扱っている古文作品も、厳選された入試最頻出のものばかり。
全講義を終えると、入試古文で頻出の文章を一通り読んだことになります。
実際の文章で単語・文法の知識を再確認できるので、
入試本番で活きる古文読解力を身に付けることが出来ます。
解説を読んだあとに自力で文章を読んでいけば、
最初は時間がかかっても確実に実力をつけることが出来ます。
まずこの古文読解ゴロゴを使いこなすためにも
基本的な単語と文法はかならず押さえるようにしてください。
使い方
まずは単語ページと文法講義を読む
続いて品詞分解ページで重要ポイントの品詞を確認してください。
助動詞や助詞の表と現代語訳をみながら品詞分解と自分で訳が言えるかを確認します。
白文の状態でも品詞を理解できて、現代語訳をできるようにしてください。
始めは時間がかかりますが、これの積み重ねで古文は読めるようになります。
その上で読解ゴロゴにある読解テクニックを利用していきましょう。
しっかりと一文一文やり込むことが出来れば確実に読解が得意になるので、
根気よく進めてください。
「私が勉強しても読めなかった古文を読めるようにした方法」
受験生のころ私が経験したことです。
その方法は単純で、
「文法の決まり通りにちゃんと読む意識をした」
これだけです。
単語も文法もしっかり暗記していました。
「助動詞”る”は受身、自発、可能、尊敬で未然形接続であり、活用の変化は、れ れ る るる るれ れよ である。」
こういうのは普通に言えたんです。
なのに読めなかった理由は、
文法の決まりごとを実際の文章に当てはめて使おうとしなかったからです。
やさしくわかりやすい古典文法の上段には、
「こういう主語の時はこのような意味をとる決まりがある」
といった感じで文法の訳し方のパターンや決まりが書いてありますね。
それを実際の古文に当てはめて使えばいいんです。
最初なれないうちは面倒です。
でもこの面倒な作業が古文を読むためには必要でした。
それが良く分からなかった頃は無理やり音読しまくったり、
書いてみたりしましたが、時間の無駄でしたね。
単れを読んでいるあなたがもし古文が読めないのであれば、
語と文法を覚えて、古文の中でどういう働きをするかちゃんと確かめて読んでください。
具体的に言えば、品詞分解と現代語訳です。
この助動詞の役割は何で、この分だとどういう訳になるかを細かくやっていきます。
復習の時でもかまいません。
基礎の参考書でいいので、品詞分解⇒現代語訳をしましょう。
最終的には何も書いていない古文をスラスラ現代語訳できるようにしたら完成です。
これをしっかり行えば絶対に古文が分かるようになります。
大抵の受験生はやらないので、
これを読んだあなたはしっかり実践してライバルと差をつけちゃいましょう。
慣れるまで面倒ですが、頑張ってくださいね。
このような受験に役立つ情報を下の動画で紹介しているのでぜひ観てみてください。
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