望月光 古典文法講義の実況中継 使い方評判レビュー

こんにちは。

古典の参考書のレビューという事で、

今回は「望月光 古典文法講義の実況中継1・2」のレビューです。

こちらの参考書は大学受験に必要な文法知識網羅されています。

結論から言うと、

この参考書を仕上げれば大学受験における古典文法は完璧です。

初学者で時間がある人にはオススメですが、

時間はないけど古文が必要という人はもっと薄くまとまった富井の古典文法などをオススメします。

もう古文ある程度出来るよーという人も

仕上げとしてこの参考書を使えば

より深く古文をとらえることが出来るようになるのでオススメです。

この記事の最後に、

「薄い参考書と分厚い参考書はどちらがいいのか」

というお話をします。

これを聞けば現在のあなたにあった参考書を選ぶことができるようになります。

さらに現在の使っている参考書をどうしたら良いのかもわかる内容となっています。

望月の実況中継を使うときの注意点も紹介しますね。

迷いなく勉強をして、成績を上げ、第一志望に合格してしまいましょう。

最後まで読んで実践してみてくださいね。

望月光 古典文法講義の実況中継 レビュー

本書は、上巻と下巻に分かれていて、上巻は助動詞・助詞等を扱っており、下巻では助詞・副詞・敬語の識別等を扱っています。

そして、講義形式であり、語りかけるような口調なので、

わかりやすく入試問題を解く上でのポイントもまとめられています。

この参考書をうまく活用すれば、文法力は確実につきます。

先生の授業をそのまま講義にしたような本ですね。

識別などもしっかり書いてあり、古典文法の本でこれほど詳しく分かりやすい説明のものは恐らくありません。

2冊と量も多いですがかなり内容は詳しいです。

量が多いので難しいのかと言われればそうではありません。

話し言葉での説明のため非常にわかりやすいため、初学者でも使うことが出来ます。

ただし量が多いので周回数が減ってしまい、習熟スピードも遅い点を踏まえると、

時間がない中で古文は苦手だがやらなくてはならないという人は使用しない方が良いです。

使い方

基本的に暗記に入る前に読み進める参考書なので、頭に入れることはこの参考書の時点ではあまり考えなくて良いです。

ある程度暗記が定着したら識別方法などを再度確認する必要があります。

基礎の段階でやりこみすぎる必要はありません。

自分のレベルに合わせて読み込んでいきましょう。

アウトプットとしてやさしくわかりやすい古典文法などを使用します。

古典文法はこの二冊を完璧にできれば十分ですが、

そのためには問題集を中心に実戦を積んでいくことが重要であり、

本参考書だけでやりきろうとはしないように気を付けてください。

「古典文法を勉強するする時に意識すること」
を言っておきますね。

結論からいうと、
古典文法書を使って勉強する理由は、
意味、接続、活用、活用の変化をまず暗記してから、
パターンによって変わる意味、接続、活用、活用の変化を使って”古文を読める”ようにするためです。

どう言った手順で覚えるか、ですが、
助動詞であれば、まず今、活用の変化、何接続なのかを覚える。

助動詞「る」の場合は、

意味→受身、尊敬、自発、可能の4つ
活用の変化→れ れ る るる るれ れよ
何接続?→未然形

まずこれを頭に全て叩き込む。

活用の変化を覚えるには、ひたすら口で言うしかない。
音声をつかってひたすら流してもいいです。

「る」は、れ れ る るる るれ れよ×100回
100回も言えばさすがに覚える。
ひたすら口ずさむことですね。

意味はゴロで覚えることもできるものもあるので覚える。

接続の覚え方は、音楽に乗せて覚えるとラクです。

富井の古典文法の歌を例に出すのであれば、
「みーぜんけいーみぜんけいー、るーらるすーさすしむときてー、むーむずじーずましまほしー」
といった感じで、童謡 桃太郎の歌に乗せて覚える事が出来きます。

これが結構ラクでいい。笑

こんな感じで暗記した文法知識が実際の文章でどういったパターンで使われるのかを解説しているのが古典文法書です。

これらを実際の古文に応用して、単語と組み合わさる事で古文が読めるようになります。

暗記すべきところを暗記していないと、
実際の文章で文法を使おうとした時にかなり時間がかかるので、
必ず覚えてください。

「薄い参考書と分厚い参考書はどちらがいいのか」

結論を先に言うと

「薄い参考書の方がいい」です。

その理由は単純で、1周するのに時間がかからないため、短期で何周もできるからです。

繰り返し繰り返し反復することで脳に定着して、試験で問われてもそこを答えられます。

大学受験においては、完璧に網羅された知識は要らないんです。

それよりも完璧な基礎が必要。

反復して何度も何度も問題をといたりすることで完璧に近づいていきます。

薄いので覚えるべきところも限られる。

分厚い参考書だとどこが重要かわかりづらい事が多いんです。

あれも重要これも重要となってしまい肝心なところを覚えられない。

一番の問題点は、「周回ができない」ということです。

反復量が減ればそれだけ習熟度も下がります。

望月の実況中継は非常に良い参考書ですが、

その量の多さから反復をなかなかできなくて古文の知識が定着しないというのが最も危ない点です。

この量でぱっぱと覚えることが出来る人はそのまま続けてください。

初学者は薄い参考書で基礎がしっかりと含まれているものを徹底的に復習すれば、

圧倒的な基本が身について、今後もっと上の内容を勉強するときにより楽に進むことが出来ます。

とにかく基礎基本を大切に薄い参考書をひたすらまわしましょう。

このような受験に役立つ情報を下の動画で紹介しているのでぜひ観てみてください。



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