難関大突破 究める漢文 使い方評判レビュー

こんにちは。

漢文の参考書レビューということで、

今回は「難関大突破 究める漢文」のレビューです。

究めるシリーズの漢文バージョンですね。

基礎ができる受験生を難関レベルまで引き上げるための参考書です。

結論から言うと、この参考書は、

基礎が完璧で、ある程度得意な漢文を難関レベルまでもっていきたいという受験生にお勧めの一冊です。

前提として句法や重要語句などの漢文を読むうえでは欠かせない基礎ができていなければなりません。

それがないと、これはただ難しい参考書で終わってしまいます。

取り組む時の自分のレベルには注意してください。

難関大突破 究める漢文 レビュー

本参考書は知識の定着を図るというよりは、難関な漢文に対してどのように取り組めば良いかを学ぶ一冊であるといえます。

漢文の基礎知識が身についていれば、さほど違和感なく取り組めるが、基礎を固めるために本参考書を使いたいのであれば、センター対策用の参考書のほうがきっちりと基礎を学べるのでオススメです。

自信がなければ、センター用から取り組むといいです。

句法や重要語句などの基礎知識をまず、ステップアップノートや漢文早覚え速答法などを使ってしっかりとインプットしてある状態でないとこの参考書は厳しい。

まずは基礎基本を意識しましょう。

使い方

前から解いていきましょう。

今までの知識でどこまで通用するのか、難関大の漢文になると何が必要になってくるのか、

などを確実に抑えられるようにしましょう。

間違えた問題は解きっぱなしにせず、根拠をもって正解できるまで繰り返しましょう。

ここで詰められるかどうかで、もうひと伸するかどうかが変わってきます。

一問一問丁寧に確実に解いて、復習してください。

なぜ反復が重要なのか。なぜ反復しないと覚えられないのか。理由を説明したいと思う。

短期記憶と長期記憶があって、短期記憶として残るものは脳みそが重要じゃないと思っていらーんとしてしまう記憶。長期記憶はコレは生きる上で必要だと思った記憶にはいる。

じゃあ英単語はどうか?
生きるために必要でしょうか笑
いりませんよね。覚えなくても死なないし。
だから短期記憶に入っちゃう。

一回でなんでも全部忘れないで覚えられたらなんて楽なんだろうって思いますよね。
でも忘れるって悪いことじゃないんです。生きていく上で必要。
時間とともに辛い思い出は薄れていくけど、これは簡単に言えば忘れるからです。

もしこの辛い感情が何年たってもさっき経験したかのように苦痛が続くなら老人になるまで生きていける人はいないでしょう。
大好きな子に振られて、食事もまともに出来なくなっても、時間が経てばちょっとずつ回復する。
時間がたって記憶が薄れるからです。

だから受験においては忘れないように繰り返し反復するしかないんです。

「これは必要な知識だよ」って脳をだますしかない。繰り返しインプットとアウトプットを繰り返すしかないんです。
脳は繰り返しに弱いんです。なんども触れると「これは必要なんかなー?」と勘違いしてくれて長期記憶にのこります。

というわけで、徹底的に反復しましょう。

今回のようなためになる話をしたの動画でもしています。
ぜひ観てみてくださいね。



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