こんにちは。
現代文の参考書レビューということで、
今回は、「現代文と格闘する」のレビューです。
内容のレベルの高さと詳しい解説で1冊しっかりとやり切った受験生の成績を伸ばしてきた参考書です。
記述が多く、文章を論理的に読む力がつきます。
現代文と格闘する レビュー
「『ことば』をイメージする」「文章を読みつなぐ」「文章と格闘する」の3部構成です。
第1部では、現代文を読解するためのキー・ワード群を精選し、それらのイメージアップを図っている。
第2部では、現代文を読解するための方法「読みつなぐ」ということについて解説してあります。
第3部では、実際に入試頻出のテーマを追った例題と取り組む。
解説編では、例題ごとに一つのガイドラインとしての「読みつなぎ方」を視覚的にも示すことで、読解上の問題点を発見できるようにしている。
1部から順にやっていくと力が付きます。
この参考書は3周ほどしてやっと本質がつかめると言っても過言ではありません。
解説を読み込んで、自分で解説の読みつなぎ方の記号などをかけるようにしましょう。
要約にも必ず取り組みましょう。
この際も解説を読んだ上でりかいしてください。
使い方
ただの答えの暗記や読んだだけで終わらせず、じっくり何度も読み込み完璧に理解をしていきます。
設問と要約をしっかりこなし、現代文を本気で読むという意識をもって取り組んでいってください。
文の全体像をつかむということを小手先の技術ではなく、真正面から取り組むことを訓練することで、どんな文章でも心が折れずに読み解ける精神力と自信をつけていく。
かなり徹底的に読み込む参考書です。
理解するのにかなりの力を必要としますが、身につけられれば難関校の文章でも読みやすくなるので、国語が難しい大学・学部を受験する人はやっておきましょう。
まずは第一部・第二部を読み込み、第三部の問題を使って実践です。
この参考書にあるような読み方ができるようになるには時間がかかるので、次にやる参考書も意識しながら解いていくように。
解説にある接続詞に書く記号なども参考にしながら読解を深めてください。
1周で終わらせようとはせず、2周、3周とやって例題の趣旨や問の根拠をすべて言い答えられるようにしましょう。
覚えられない、暗記できないんじゃなくてそもそも反復が足りない
受験生あるあるとして、
「暗記が苦手です」
「覚えられません」
という声が必ず出てきます。
んで、「参考書どうやって、何週やったの?」
と聞くと、
「ノートに書いて1週読んだ」
「3周くらいやりました」
という答えが返ってきます。
結論全く足りてないんですよね。
基礎基本の単語であれば50周でも100周でも反復です。
とにかくスピードを持って反復。
定着率=触れた回数×思考回数
といっても過言ではないです。
そもそも暗記が得意な人なんていません。
(たまーに一回見たら忘れないという人がいますが、その人たちはごく一部の天才なので相手にしない。)
暗記が得意と言ってる人は、暗記のやり方、効率がめちゃくちゃいいんです。
書いたりしない。見て、喋って、説明して覚える。
とにかくこの繰り返しなんです。
これをいかにやり込んで忘れないレベルに持っていけるかどうかが勝負。
今回みたいな話をこの動画でもしているので是非見てくださいね。
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