一目でわかる漢文ハンドブック  使い方評判レビュー

こんにちは。

漢文の参考書レビューということで、

今回は「一目でわかる漢文ハンドブック 」のレビューです。

東進出版で、三羽先生の参考書です。

結論から言うと、この参考書は、

センター試験以上の一般入試で漢文を使う人にオススメです。

漢文ヤマのヤマや、早覚え速答法などで必要な知識を入れ、

ある程度演習も終えて、漢文に慣れてきた人は

この参考書をつかって、足りない知識の総整理をしましょう。

漢文は簡単簡単といわれますが、暗記すべきことを暗記して、

しっかりと勉強していかないと得点にはなりません。

なので、まずはこれよりも、最低限の基礎基本が載っている参考書を使い、

漢文ができるようになったらこの参考書に手を付けると良いでしょう。

一目でわかる漢文ハンドブック レビュー

本冊子の構成は以下の通りです。

第1章…訓読(五文型、返り点、置き時、再読文字)
第2章…句法(90句型)
第3章…語法(同字異訓14字、同訓異字19字)
第4章…重要語(287字句)
第5章…漢詩
第6章…文学史・思想史

漢文初学者にとっては少し知識量が多いため、ハードルが高いでしょう。

まずは漢文ヤマのヤマや、早覚え速答法などで必要な知識を入れ、

完璧に覚えてしまってから、この一目でわかる漢文ハンドブックをつかって足りない知識を補っていきましょう。

漢文の単語である、感じですが、

この参考書ではそれがまとまったページがあります。

演習をしながら単語帳、辞書代わりにそのページの漢字を暗記していくと、

弱点もなくなっていきます。

使い方

何度も言いますが、本参考書は情報量が多いため、

基礎の参考書を終えたあとに読んで、足りない知識を補うために本参考書を使って足りない知識を補ったり、

総復習として使うべきです。

手順としては、

漢文早覚え速答法、漢文ヤマのヤマなどで、句形を覚えて、漢文ステップアップノートで基礎を詰める。

そのあとに本参考書で総復習がてら足りない知識や、新しい知識を補いましょう。

覚える!というよりは、まずはサクサクと読み進めてください。

その中で、ここの範囲弱いなーと思ったところから基礎の参考書に戻って復習しましょう。

漢文の単語である重要漢字がまとまっているページは問題演習をしながら辞書代わりとして使うとよいでしょう。

これを一冊仕上げれば漢文の穴は無くなっていきます。

「勉強するときは○○を意識しろ」

それはスピード
まず試験では制限時間があります。
ゆっくりじっくり考えている暇なんてないんです。
普段の勉強ではゆっくりじっくり考えていても問題はなさそうですが、実は問題ありあり。
普段は制限時間を設けていない状態から急に制限時間ありの試験になっても対応できるわけがありません。
ただ普段から制限時間とスピードを意識していると試験で焦らなくなります。慣れてるから。

スピードをもって勉強するメリットは試験の制限時間の対策になる以外のこともあります。
こっちのほうが重要です。
模試の日を思い出してみてください。
模試の後って疲れますよね。
制限時間があって、その中でできる限り正確にスピードをもって解いていかなくてはならない。

スピードを意識してアウトプットすると脳がフル回転で動きます。
速い思考ってめちゃくちゃ脳みそ使うからとにかく疲れるんです。模試の後の疲れはコレが原因。

普段からこの疲れ感じていますか?
感じてないようならスピード足りません。
スピードもなければ考えるアウトプットの量も足りない。フルで脳みそ酷使してください。

国語などの論理をつかまなくてもいけない科目も同様です。

「最初は制限時間を気にしなくていいからじっくり考える」

これは正論です。雑にやっても身につかないから。

だからといってダラダラ長い時間をかければいいってもんじゃありません。

できる限り速くやりましょう。

そうすれば本当に密度の濃い勉強ができます。その分、頭は疲れますが。

意識してスピードをもった勉強をするためにはタイマーを使ってください。

文法問題なら設定時間10分で50問解く、など短い時間設定でできるだけ早くやりましょう。

今回のような受験勉強のためになるような話をしたの動画でもしています。
ぜひ観てみてください。



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僕が影響を受けたブログはこちら。↓

【慶應早稲田なんて簡単だ。最後にSFCに2ヶ月で受かった個別指導生徒とのLINE@の案内あり。



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その動画は下記画像をクリックして見ることができます。