富井の古文読解をはじめからていねいに 使い方評判レビュー

こんにちは。

古典の参考書レビューということで、

今回は「富井の古文読解をはじめからていねいに」のレビューです。

富井の古典文法をはじめからていねいに、と同じシリーズの富井先生の参考書ですね。

結論から言うと、この参考書は、

古文嫌いが古文を読めるようにするための一冊で、

古文の初学者に超オススメの参考書です。

古文読むときにはこう考えればいいのか!ということが分かるように

分かりやすくまとまっているため、初学者でも非常にやりやすいです。

古文常識もセットで1冊にまとまっているので、

単語と文法を押さえて、いざ読解という人には最高の一冊です。

この記事の最後には、「合格と不合格の差は復習力にあり」という話をします。

これを聞いて実践すれば間違いなく今より成績が上がるし、これからの学習で何に重点を置けばいいかが分かるので迷いなく勉強できます。

しかも超単純。
センスとかもいりません。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

富井の古文読解をはじめからていねいに レビュー

タイトル通りはじめから丁寧で、初学者には超オススメ。

入門書、とはいっても全くのゼロから取り組めるわけではありません。

一通り単語と文法、短文解釈を勉強した後に取り組むと本書の効果がはっきされます。

これを使っても伸びない、という人は、単語と文法を使いこなして、短文を現代語訳する事が出来ないから伸びないのです、

あくまでも、これは古文を読むうえでの考え方をしっかり学ぶための参考書なので、短文を現代語訳していくというステップを踏んだうえで取り組むのがいいでしょう。

ステージⅠ~ステージⅣまであり、

ステージⅠ「センテンス」の森

ここでは主語の見分け方、敬語を使った人物の見分け方などがあり、ここを押さえることで古文を読みこなしていける力が付きます。

ステージⅡ「常識」の洞窟

ここでは昔の貴族がどのような生活を送っていたかがまとまっています。

現代とは生活様式も常識も違う時代を生きた人たちの風習などの説明がされています。(「方違え」「物忌み」など)

ここを理解しておくと古文の長文中に出てくる人々がなぜその行動をするのかなどが分かるため、話が頭にスーッと入ってくるようになります。

ステージⅢ「ジャンル」の海

ここでは、「説話」の読解、「物語」の読解、「日記」の読解、「随筆」の読解といったジャンルの違う古文それぞれをどう読み解いていけばいいかがあります。

説話のときはこう読め!日記はここに注目しろ!

といった感じですね。

ステージⅣ「実践」の鬼が島

ここでは今までの知識をすべて使って古文を読み解いていきます。

別冊に簡潔にまとまった古文読解の知識があるので、

それを利用しながらいろいろな古文を読んでいくといいでしょう。

使い方

何度も言いますが、前提として単語、文法をしっかりと使って古文の短文を読めるようにした人が使ってこそ効果のある一冊です。

まず、1項目ずつ丁寧に読んでいきましょう。

例文を全然訳せないようなひとは、例文の解釈ができるように品詞分解などをしていきましょう

習得問題では覚えた読解技術を使っていきます。

ここではなぜ主語がその人になるのか、などのロジックを人に説明できるようにしていきましょう。

この参考書を一通り終えたら、問題集の古文などを読むのですが、その際は覚えた読解技術を活用しながら読んでいきましょう。

合格と不合格の話は復習力にあり

という話を少しします。

復習力ってなんだよって思うかもしれませんね。

私が作りました。はい。笑
ですがこの話はめちゃくちゃ重要。

マドンナ古文単語を暗記方法で、インプットとアウトプットを高速で繰り返すといいました。

何か覚えたいものについて読んで、読みながら口で説明してみる。
その次に何も見ずに説明してみる。出来なければ最初にもどってまた読みながら説明・・・。

といった流れでやれば暗記は意外とたやすいです。

そしてですね、今回の話は、この方法で暗記した後の話。

結論から言うと、必ず復習してください。

暗記効率のいい方法でガッチリ覚えることが出来たとしても放置すれば即効で忘れます。

頑張って覚えたのに復習を怠ったために全部忘れて結局無駄になったっていう事結構ありますよね。

今言ったことが合否を分けます。

納得して合格する人は頭おかしいくらい復習します。

単語帳100周、文法書100周やってるひとはざらにいます。
んで大抵良いとこに受かる。

一度覚えたものを”忘れないレベル”にまでもっていくんですね。

こうすればいざ入試となって緊張している時でも”忘れないレベル”にまで到達した内容は普通に解けます。

結局はいかに”忘れないレベル”までやりこんだ参考書やテキストが、どれだけあるかが入試で安定して解けるかにつながるんです。

何冊も参考書は必要ありません。

1分野につき一冊。それを反復しまくる。

インプット、アウトプットで暗記して、復習でなんども繰り返す。

覚えただけでは入試では使えません。

覚えて、飽きるくらい復習しまくって、もう忘れないよ、ってくらいやり込んでやっと使えます。

それが実力となります。

実力つけて合格しましょう。

そのために、今から復習に重点を置いて勉強してみてください。

このような受験に役立つ情報を下の動画で紹介しているのでぜひ観てみてください。



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