こんにちは。
古典の参考書レビューということで、
今回は「吉野式ピタリと当たる古文単語」のレビューです。
結論から言うと、
この単語帳は類義語や対義語でまとめるなど、非常に内容がいいのでオススメします。
この単語帳をやり込んで覚えた上で、でFORMULA600などで語彙をさらに増やしましょう。
元暴走族特攻隊長という異色の経歴をもつ吉野先生の、古文単語超効率的暗記法です。
古文単語はまとめて覚えて、最短で合格する!「まとめて覚える古文単語」ほか、
「対で覚える古文単語」、厳選した例文、やる気がわいてくる先生からの一言も掲載してあります。
この吉野先生は、
「だからおまえは落ちるんだ、やれ!」
という書籍も書いています。
とにかく熱量がえぐい。内容も結構えぐい。私は受験生のころめちゃくちゃ影響されてしまいました笑
この記事の最後にこの本に影響されて私がとった行動などを紹介したいと思います。
テーマは「だからおまえは落ちるんだ、やれ!」です笑
いかに徹底的にやり込むことが大切か分かるので、これをほかの勉強に当てはめれば成績が上がることは間違いありません。
最後まで読んで実践してくださいね。
吉野式ピタリとあたる古文単語 レビュー
別名は「ピ古単」
かわいいですね笑
吉野先生自身も「ピ古単」と呼んでいます。
見出し語355語を収録されていて、入試頻出、わかりやすい、重要ポイントを多く含むという基準に基づいて厳選した例文を掲載しています。
センター試験をはじめ、国立、私立を問わず、過去15年間(のすべての大学で出た文章・設問を分析し直した本書は非常に精度が高いです。
パート1~パート7まで7つの章に分かれています。
特にパート1の「まとめて覚えるコーナー」、パート2の「グループで覚えるコーナー」、
このようにまとまっている古文単語帳はあまりないので、複合的に単語の知識がつきます。
例文中に含まれる要点や重要事項は例文の左横にまとめ、知っていると得をする単語の使い方や文法事項などは、「入試のツボ」というコーナーを設けて解説しています。
この「入試のツボ」を完璧に覚えたら、他の受験生との差につながるのでぜひ覚えるようにしてください。
この単語帳はよく作られたものですが、網羅性はそこまでありません。
この単語帳を使った後に「FORMULA600」や「ゴロゴ」を使ってさらに語彙を増やしましょう。
使い方
吉野先生の独特な言い回しとレイアウトで楽しく使えると思います。
まずは、最初から読みすすめていきましょう。
基本的な流れはどの古文単語も同じです。
具体的な暗記方法ですが、
10単語覚えるのであれば、その10個単語分のページを読書感覚で5周ほどパラパラめくって読んでください。
なんとなく頭に入ったかな~という所ですぐに確認テスト。
「”やむごとなし”は高貴な、ともう一つ意味なんだっけ。。。」
⇒即答え確認
「高貴な、と並々でないって意味だ!」
⇒頭の中で単語と意味を反復
⇒すぐ次の単語
ひたすらこれの繰り返しをしましょう。
最初は覚えられないと思いますが、気にせず反復です。
何回も単語に触れた分だけ習熟度は上がっていきますからね。
まとめて覚える欄は一気に覚えてしまってください。
頭に入れたら、すぐに単語だけ見てテストです。
確認してテスト確認してテスト確認してテスト・・・・・
書いてはだめですよ。頭の中で考えて、声に出してください。
とにかくスピードをもって反復です。
古文は単語が命と言っても過言ではありません。
古文単語を覚えないまま古文を読んでいたら、「なんとなく読めた」気分に浸るだけで、古文の点数はなかなか安定しません。これは英語でも同じですね。
期限を決めて早いうちに単語は覚えてしまいましょう。
「だからお前は落ちるんだ、やれ!」
なんとも強烈な言葉です。
私は吉野先生のこのタイトルの本にかなり影響されました。
(エピソードの内容は盛られている、とか嘘だ、となどとレビューでは見かけますが、大事なのはそこではありません)
先に結論を言うと、
誰であっても徹底的に1つのことを勉強すればあっという間に成績はあがります。
伸び悩んでいる受験生は、だいたいどの参考書も中途半端です。
まずは単語帳1冊でいいから完璧にしてみてください。
徹底的に反復してやり込んだ参考書を増やしていきましょう。
とはいってもほとんどの受験生はそれができない、というより、やらない。
というわけで、
「だからお前は落ちるんだ、やれ!」、
なのです。
ほかの受験生はやらないので、あなたが今日から実践してしまえばあっという間に高いレベルで戦えるようになります。
だれだってやれば伸びる。
できないんじゃなくて、やってないだけ。
怠けている自分を鼓舞するような吉野先生の言葉に刺激を受けますね。
私立文系志望の人は一読してみるといいかもしれません。
根性論ではどうにもなりませんが、
とにかく1つの分野を徹底的に暗記、復習をすること、これが大事。
今すぐにはじめてください。
何をしたらいいか分からないひとは、基礎の単語帳や、文法本を7周してみてください。
暗記方法は上に書いてあります。
見える世界が変わってきますよ。
このような受験に役立つ情報を下の動画で紹介しているのでぜひ観てみてください。
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